【三つ子のパパが語ったこと④~朝になったら~】
こんにちは、子育ち環境コンサルの大隅です。
子どもが過ごす場(環境)をちょっと工夫してみませんか?環境を工夫することで子どもの過ごし方が変わってきます。
私が非常勤で勤務していた職場で三つ子ちゃんのお父さんとの出会いがありました。
パパは、育休と有給を使って子育てをしましたが、
昼も夜も続く子どもの世話はとても大変だったと聞きました。
子どもが泣き、
おむつかミルクか、
お世話に追われながら一日が終わるのだそうです。
ママは、着替えすらしないままに終わっていく・・・。
この生活がいつまで続くのか考える気力も体力も奪われ
ただ過ごしているうちに、
感情が動かなくなって、感覚が無くなってくるような
お話から
そんな毎日を感じさせて頂きました。
毎日を過ごすことで精いっぱいだったんですね。
時間も曜日も分からなくなる生活では、
心が動かなくなってきますよね。
育児だけの時間に、
心が沈んでいくようすをみて
ママのお母さんは、
こんな提案をママにされたようです。
「朝になったら洋服着替えてみたら」
昼夜なく、育児の生活では、
朝着替えることすらできなくなり、
いつの間にか同じ衣服で過ごしていたと聞きました。
お母さんの言葉から
朝着替えることを意識するうちに、
少しづつリズムができていたようです。
夜はおむつとミルクとであっという間に朝。
朝が来ると気持ちが沈み、
この昼夜ない生活がそのまま続くのかと
先が見通せない子育てや、
予測できない生活は本当につらかったと話してくれました。
「2018年の三つ子虐待死事件がありましたね。(以下に参考リンク)
その気持ち本当にわかる!手紙書こうと言っているんです」
と語ってくれました。
社会みんなで心を寄せて、
子育てを応援出来たらいいですね。
浜松の未来を育てる会では
子育てに寄り添える環境としての「ひろば」を目指し
何が出来るか考えていきます。
日本多胎支援協会はこちら
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