【三つ子のパパが語ったこと②~1ヶ月のシッター代が・・・~】

非営利型一般社団法人ここみ

2019年03月27日 09:54

こんにちは、子育ち環境コンサルの大隅です。
子どもが過ごす場(環境)をちょっと工夫してみませんか?環境を工夫することで子どもの過ごし方が変わってきます(^^)



浜松の未来を育てる会では、「ここみのおうち」では
多胎児さんと保護者向けの講座などを開催していますが、
私が非常勤で勤務していた職場で三つ子ちゃんのパパさんとの出会いがありました。
産後、退院して家に帰ってからが本当に大変だったと話してくれました。

「おむつを替えて、ミルクをあげて、
3人がそれぞれに訴えてくると、
母親一人では到底子育てが出来ないんです。

それで、ベビーシッターを頼んでいたんですけど、
一か月のシッター代金が50万。これには参りました。」

想像を超える出来事ですよね。
シッター代だけで・・・おむつにミルクに・・・
わかっていても、びっくりしたことでしょう。

給料よりもベビーシッター代金が高くなり、
シッターを頼めない現実が目の前に。

困っていた時、
パパは職場の育休制度を思い出したのだそうです。

「職場で、育休制度が変わったと前年に説明を受けていたことを思いだしたんですよね。

そうだ、だったら僕が休もうと。
ただ、仕事の関係で3月までは使うことをしなかったので、
4月からの新年度が始まってからの育休を申請しました。

給料より高いベビーシッター代金はとても払えません。
だったら僕が休んだ方がいいと判断しました。」

とパパも仕事を休んで子育てに加わったことを話してくれました。
しかし、

「子どもが1歳までしか育休は使えないので、
夏にはその休みが終わってしまいます。
その年度の3月までは有給を使って休みました。」

1歳の半ばまで育休有給を使って子育てしていたようですが、
子育てはその後も続いていきます。

日本多胎支援協会はこちら

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